自分で薬の管理ができなくなった父の薬の管理

父の薬の管理を始めたのは、3ヶ月分の薬をもらっている病院の薬の一部が1ヶ月ほどでなくなってしまったことからです。

父が飲んでいる薬は15種類くらいあり、薬によって1日に何回飲むか異なります。

また、薬のパッケージは 10錠で1シートになっているものや14錠で1シートになっているものもあります。

また、顆粒の薬の場合には3包み1シートで10シートで1束になっているものや、7シートで1束になっているものなど本当に様々です。

大量の薬を飲む高齢者には、薬の管理はかなり大変ですよね。

最初は薬局でもらったお薬カレンダーで管理

薬を管理しようと思った時最初に試したのが上の写真のような「お薬カレンダー」でした。

1日が4分割され朝・昼・夕・食間のように薬を分割して入れることができます。

シートの一番上に2つ穴が空いているのでそこに紐を通して、壁などにぶら下げることができます。

しかし、紐を通してぶら下げたところ、2つの穴の外側の角が前側にベロンと折れてしまいお薬カレンダーの形状がキープできませんでした。

加えて、お薬を入れる部分にマチがないので薬を入れづらい、取り出しづらいという状況でした。

次はジッパー付きの小さな袋に1回分の薬をまとめた

最初は、100円均一で購入したジッパー付きの小さな袋に1回分の薬をまとめました。

ジッパーを締めてしまうととても開けづらかったのでジッパーの一部にマスキングテープを貼って取り出しやすくしました。

が、ここにも落とし穴が。。

錠剤の薬のシートを1錠ずつ切って入れるのですが、大きさは1cm角以下なのでシートが小さすぎて父には開けるのが難しいのです。

今はアクセサリーケースで管理

現在は指輪などを入れる樹脂製のアクセサリーケースを使っています。

錠剤を全てパッケージから取り出して1回分を同じケースに入れるのです。

ただし、顆粒の薬はアクセサリーケースには入らないので、前回作ったジッパー付きの小分け袋に入れることにしました。

最終的に薬はこれまた100円均一で購入した引き出しケースに入れています。

引き出しケースの見出し部分はお薬カレンダーの見出しを流用。飲み間違え防止に入れ物には100円均一で買ったカラーシールを貼っています。

アクセサリーケースは小さいので、どっちが上か下か、どこから開けるのかがわかりづらいため。上部と開ける部分にシールを貼りました。

つまり、アクセサリーケースの上下を確認して、側面のシール部分に指を置けばそのままケースが開くようになっています。

私の週一のお薬に対する作業がおおよそ30分程度で以下のような作業を行なっています。

まず、朝昼夕と食間で、どの薬を飲むのかを一覧表を作成しておきます。

①表に従って朝昼夕ごとに必要な薬を取り出す。(食間の場合には前の時間に振り分けます)

②朝昼夕それぞれに、必要な薬が取り出せているかを確認する。

③朝昼夕それぞれに袋と錠剤のケースが7個あるかを確認する。

④袋に顆粒の薬を収める。

⑤錠剤のケース7つに錠剤をシートから取り出して入れる(薬取り出し器を使うと便利です)

⑥薬を入れた袋とケースを引き出しに収める

錠剤のシートを細かく切るよりも時間がかからないので、おすすめです!

1週間の薬のセットをするとこのような感じなります。

これを引き出しケースに収めれば、意外とコンパクトに収納ができます。

こちらの収納に使える道具を紹介

私がしている収納をするのに使えそうなものを楽天市場で見つけましたので、ご興味のある方は是非参考になさってください。

道具 リンク 説明
アクセサリーケース 薬の錠剤を入れるケースです。錠剤は全て取り出して1回に飲む分をまとめるので、7日間×3食分で21個以上あると便利です。
ジッパー付きビニール袋 顆粒などのパッケージをまとめるのに使います。7日間×3食分で21個以上あると便利です。
カラーシール円形 飲み間違い防止に、朝・昼・夕など色を変えてケースや袋に貼るのがおすすめです。
マスキングテープ ジッパー付きバッグを使う時に開けづらいため、ジッパー部分の一部にマスキングテープを挟んで留めておくと、そこから開封しやすくなります。
お薬取り出し器 錠剤を取り出すのにとても便利です。
3段ケース 薬を朝・昼・夕に分けてそれぞれの引き出しに入れています。

もし、薬の管理にお困りの方がいらしたら、是非参考になさってください。